マスツーリングとは、10名以上〜数十名の集団でツーリングをすることです。人数が多いだけでなく、走行の技術やツーリングの経験も人によって異なるため、マスツーリング成功のためにさまざまなことに気を配る必要があります。
この記事では、マスツーリングの概要と、マスツーリングを成功させるためのコツについて紹介します。
Contents
マスツーリングとは
マスツーリングとは、大人数でツーリングを行うことです。マスは英語の「mass」で、集団や大衆を表す言葉です。数名程度ではなく、10名以上〜数十名程度でツーリングすることをマスツーリングと呼びます。
マスツーリングは、バイクショップやSNSでの企画イベント、知り合いを集めるなどして開催されます。
マスツーリングでは、参加者によってバイクの車種や運転技術、ツーリング経験が異なります。そんななかでツーリングを成功させるために、さまざまなことに気を配ることが重要です。
マスツーリング成功のために気をつけるポイントについて、次の章より解説します。
マスツーリングを成功させるコツ
マスツーリングを成功させるためには、協調性を持ち、ルールに従って走行することが重要です。また、初心者のフォローをしたり、緊急時に適切に対応したりすることも求められます。
マスツーリングを成功させるコツについて、以下より解説します。
協調性を持つ
マスツーリングでは、協調性を保つことが大切です。自分勝手な行動をとってしまうと隊列が乱れてしまい、はぐれたりマスツーリングを続行できなくなったりしてしまいます。
マスツーリング開催時に決めたルールを守り、自分勝手な行動を取らないことが重要です。もし急用ができたり、どうしても列を外れなければならなくなったりした場合は、ルールに則って仲間に連絡を取るようにしましょう。
車間距離を保つ
マスツーリングをする際は、十分に車間距離を取ることが重要です。車間距離を詰めすぎると、接触したり、事故に巻き込まれたりする可能性があります。
ただし、車間距離を空けすぎるとはぐれてしまう可能性があるので、遠すぎず近すぎず、適切な距離を保つことが重要です。
千鳥走行を行う
マスツーリングでは、バイクを横並びで走らせる並列走行ではなく、左右で少しずつずれて並ぶ千鳥走行がおすすめです。
マスツーリングで並列走行を行うと安全上に問題が生じたり、他の車両に迷惑になる可能性があります。ミラー越しにお互いの顔が見える程度の距離で、千鳥走行を行うのがおすすめです。
連絡手段を決めておく
休憩や給油のタイミングを知らせたり、体調不良者や車体の故障が発生した場合などにそなえ、連絡手段を決めておくことが重要です。
連絡手段にも注意が必要です。携帯電話だと走行の邪魔になったり、山中だと電波が入らなかったりするので、ハンドサインや無線といった連絡手段を決めておくのがおすすめです。
自分のペースを保つ
マスツーリングでは協調性が大切ですが、仲間についていこうとして飛ばしすぎると、体調不良や車体の不良などの原因になってしまいます。
疲れたと感じた時は無理せず列の後ろの方にまわるなどして、自分のペースを保つことも重要です。
給油や分断時のルールを決めておく
マスツーリングにおける給油は、基本的に全員揃って行うことが重要です。
給油時はまだガソリンが残っていても給油しておくようにしましょう。まだガソリンがあるからといって給油しないでいると、途中で自分だけ燃料切れになる可能性があります。
また、信号待ちや走行スピードのズレで列に分断が起こった際の合流地点など、ルールを決めておくことが重要です。
初心者のフォローをする
マスツーリングに参加するのは、ツーリングのベテランだけとは限りません。初心者が参加している場合もあるため、経験者が近くを走ったり、休憩をこまめに入れたりして適宜フォローすることが重要です。
まとめ
マスツーリングでは、十数名〜数十名の人間が参加するため、走行技術や経験の差に気を配る必要があります。また、統率を取るためにあらかじめルールを決めておくことも重要です。
マスツーリングに参加する場合は、あらかじめ決められたルールに従い、協調性を持って走行しましょう。ただし無理は禁物なので、自分のペースを保つことも重要です。
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