バイクや原付を所有する時、気をつけたいのが盗難です。キーを差しっぱなしにしたりロックをかけずに停めておいたりすると、原付を盗まれる可能性があります。
この記事では、バイク・原付の盗難対策について解説しています。具体的な対策方法や、防犯効果を高めるポイントについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
バイク・原付の盗難対策でできること
バイクの盗難件数は、年々増えているのが現状です。警視庁の調査によると、バイクの盗難件数は令和3年で722件、令和4年で834件、令和5年で1,216件となっています。(出典:発生状況・統計|警視庁)
大切なバイクを守るためには、しっかりと盗難対策を施すことが必要です。ここでは、主なバイクの盗難対策について、以下の方法を解説します。
- ロックをかける
- バイクの置き場所に注意する
- バイクカバーをかける
- 防犯カメラやセンサーライトを利用する
- セキュリティアラームを利用する
ロックをかける
初歩的なバイクの盗難対策として、タイヤを動かなくさせるロックが効果的です。
ロックには、ホイールに装着するタイプのU字ロック、ディスクブレーキに取り付けるディスクロックのほか、電柱や柵などに固定するためのチェーンロックなどがあります。チェーンロックは地球ロックとも呼ばれます。
バイクを物理的に動かせなくすることで盗難を防ぐ、最も一般的な方法の1つです。
バイクの置き場所に注意する
バイクを置いておく場所にも注意が必要です。バイクを目立つ場所に置いておくと、狙われやすくなってしまいます。
ガレージや庭、自宅の敷地内など、外から見えにくい場所に停めておくのがポイントです。
また、ツーリング中などに一時的に停めている間にも、盗難に遭う可能性があります。一瞬の駐車であっても、キーを抜いてロックをかけておくことが重要です。
バイクカバーをかける
カバーをかけて、バイクを目立ちにくくするのも防犯に役立ちます。色や車種などが見えにくくなるため、狙われるのを回避しやすくなります。カバーを外すのは手間がかかるため、窃盗犯が盗むターゲットにしにくいこともポイントです。
また、カバーは汚れ防止にもなるため一石二鳥です。
防犯カメラやセンサーライトを利用する
防犯カメラを設置して、防犯対策をするのも1つの方法です。防犯カメラがあると抑止力になりますし、不審者などを発見できれば対策を講じることもできます。
防犯カメラを設置する資金がないときは、ダミーカメラを設置してアピールするのも1つの方法です。
人が近づくと光るセンサーライトを設置しておくと、防犯対策しているというアピールになるため窃盗犯が忌避する効果が期待できます。
セキュリティアラームを利用する
バイクを動かされたり揺らされたりすると音が鳴るアラームも効果的です。アラームがついていると、万が一窃盗犯に狙われたとしても、盗もうとして動かした際に音が鳴るため、周囲に知らせたり窃盗犯を撃退する効果が期待できます。
ロックにアラームがついているものもあるので、活用してみましょう。
バイク・原付の盗難対策のポイント
バイクの盗難対策は、ただ対策するだけでなく、対策しているということを見える形でアピールすることが重要です。また、盗みにくくするための工夫も防犯対策に役立ちます。
バイクの盗難対策について、以下のポイントを解説します。
- 複数のロックを併用する
- 視覚的に防犯対策をアピールする
- 【番外編】GPSやAirtagを設定する
複数のロックを併用する
ロックは1つだけでなく、複数のロックを併用するようにしましょう。1つだけだと盗む難易度が下がるため、防犯対策としては少々弱くなってしまいます。
複数のロックを併用することで盗難の難易度が上がるため、防犯効果が高まります。乗車の際に自分で外す必要があるので手間はかかりますが、盗難を防ぐために必要と考えるようにしましょう。
視覚的に防犯対策をアピールする
防犯対策をしていることを視覚的にアピールすることも重要です。例えば、以下のような対策が効果的です。
- 複数のロックを併用する
- カメラやライトをつける
- カバーをかける
防犯対策をしっかり行っていることを視覚的にアピールすることで、「盗みにくい」「見つかりやすい」「盗むのに時間がかかる」と思われるため、窃盗犯に狙われにくくなります。
【番外編】GPSやAirtagを設定する
防犯対策をしっかり行っていても、100%安心というわけではありません。万が一盗難に遭った場合にそなえて、GPSやAirtagを設置しておくという方法もあります。
万が一盗まれても追跡して取り返せるよう、リアルタイム追跡型かつスマホと連動できるGPS、Airtagなどを設置しておき、位置がわかるようにしておくのがおすすめです。
まとめ
バイクの盗難対策は、二重三重に行っておくことが重要です。複数のロックをかける、バイクの置き場所に注意する、ライトやカメラ、アラームを使うなどして、盗難の難易度を高めると同時に対策していることをアピールするようにしましょう。
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