電動バイクはヘルメット不要?着用義務と免許区分について解説

電動バイクはヘルメット不要?着用義務と免許区分について解説

ガソリンバイクに比べて給油不要で燃料費も抑えられ、CO2排出量も削減できる電動バイクへの関心が高まっています。

電動バイクに乗る際、ヘルメット着用が必須かどうか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、電動バイクに乗る際ヘルメットの着用は必須です。

この記事では、電動バイクでヘルメット着用が必要な理由について解説します。

電動バイクはヘルメットが必要

電動バイクはヘルメットが必要

電動バイクに乗る際はヘルメット着用が必須です。
電動バイクに乗る際に、ヘルメット着用が必要な理由について解説します。

定格出力0.6kW以下なら原付と同じ扱い

電動バイクは定格出力0.6kW以下のものは原付と同じ扱いになり、原付免許とヘルメットが必要になります。

エンジン車の場合は排気量によって区分が定められていますが、電動バイクの場合は定格出力によって区分が異なります。

定格出力別の区分を一覧表にしましたので、ご参照ください。

定格出力別の区分

定格出力 必要な免許
〜0.6kW 普通自動車免許 もしくは 原付免許
0.6kW超〜1.0kW 原付二種免許
1.0kW超〜20.0kW 普通自動二輪免許
20.0kW超〜 大型自動二輪免許

電動バイクは定格出力が小さなものであっても、ヘルメット以外にも以下のものが必要となりますので、確認しておきましょう。

  • ナンバープレート
  • 自賠責保険

車検については、電動バイクの場合は現時点では不要です。
ただし、安全のために定期的に点検することをおすすめします。

種類によっては非義務化される可能性あり

現時点では電動バイクにヘルメット着用が必須ですが、今後、種類によっては非義務化される可能性もあります。

ヘルメット着用が任意になる可能性があるのは、特定小型原付に分類されるものです。
以下の条件に合致する車両が、特定小型原付に区分されます。

特定小型原付の条件

  • 電動
  • 最高速度20km/h以下
  • 長さ190cm×幅60cm以内
  • 保安部品が装着されている

現時点では、定格出力が小さなものであっても電動バイクは原付扱いです。

しかし今後、特定小型原付の区分となるものについてはヘルメット着用が非義務化される可能性があります。ただし、ヘルメット着用の非義務化は確定ではなく、時期も未定です。
現時点では、必ずヘルメットを着用しましょう。

電動キックボードもヘルメット必須

電動キックボードはヘルメット不要と勘違いされがちですが、ヘルメット着用が必須です。
原付と同じ扱いになるため、ヘルメット着用と区分に応じた運転免許が必要です。

ヘルメット以外にも、原付や電動バイク同様、ナンバープレートの取り付けや自賠責保険への加入も必要となります。
参照:警視庁「電動キックボードについて」

電動キックボードは2023年7月1日より免許とヘルメットが不要になる可能性があります。
ただし確定ではないため、現時点では走行時にヘルメットの着用が必要です。

ヘルメット不要の電動モビリティ2選

ヘルメット不要の電動モビリティ2選

電動バイクや電動キックボードはヘルメット必須ですが、ヘルメット不要の電動モビリティもあります。

ヘルメット着用が不要な電動モビリティを、以下の2つご紹介します。

  • 電動デリバリーバイク
  • 電動三輪バイク

電動デリバリーバイク

電動デリバリーバイクとは、電動で走行する三輪のバイクです。
ルーフ付きの電動バイクで、ピザや出前の配達によく使われています。

電動デリバリーバイクは、以下の規格に該当するものであればミニカーの区分となりヘルメット着用は不要です。

ミニカーの区分となる規格

定格出力 0.6kW以下
輪距 500mm以下

 

ただし、普通自動車免許は必要です。EVデリバリーや、EVトゥクトゥクなどが該当します。

電動三輪バイク

電動三輪バイクもミニカー扱いとなり、公道でもヘルメットは不要です。

電動三輪バイクは、種類によって小型限定普通自動二輪免許や普通自動二輪免許、普通自動車免許が必要です。
EVトライクやリバーストライカー、ヤマハのトリシティシリーズなどが該当します。

安全のためにもできるだけヘルメット着用を

安全のためにもできるだけヘルメット着用を

ヘルメットが不要の場合でも、安全のため、万が一に備えてできるだけヘルメットを着用することをおすすめします。

警視庁の調べによると、2021年に発生した交通事故による死者の割合は、二輪車が全国で17.6%を占めていました。そのうち、致命傷を頭部に負った人の割合は62.9%にものぼります。
参照:警視庁「二輪車の交通死亡事故統計(2021年中)」

二輪車に乗る際はヘルメットを着用し、あごひもをしっかりと締めてヘルメットが脱落しないようにしましょう。
日本電動モビリティ推進協会も、ヘルメットの着用を推奨しています。
参照:電動キックボードの規制緩和、メーカーの業界団体はヘルメット着用「推奨」

電動バイクのレンタルはマンスリーバイクへ

電動バイクに乗る際は、現時点では原付扱いとなり、ヘルメット着用が必須です。定格出力によって必要な運転免許も異なるので、確認しておきましょう。

電動バイク以外にも、電動キックボードもヘルメット必須です。
ただし、電動デリバリーバイクや電動三輪バイクはヘルメット着用は任意となっています。

電動バイクや電動キックボードは、今後ヘルメット着用が非義務化される可能性がありますが、確定ではありません。
安全のためにも、任意の場合でもできるだけヘルメットを着用することをおすすめします。

マンスリーバイクでは、電動バイクのレンタルも取り扱っています。

マンスリーバイクでは、電動バイクのレンタルも取り扱っています。

折りたたんでコンパクトに収納でき、家庭の電源で手軽に充電できるのが特徴の電動バイクです。

千葉で電動バイクやその他バイクのレンタルをお考えの方は、ぜひお近くのマンスリーバイクの店舗にご予約のうえお越しください。

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