原付免許は比較的簡単に取ることのできる免許です。試験の出題内容も基本的で平易なものが多いので、数時間の勉強だけでも十分に受かる場合もあります。
受験から免許交付までを1日で終わらすことができるので、忙しい人でも免許を取得することが可能です。
ここでは原付免許に必要な勉強内容や原付免許取得までの流れを紹介していきます。
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原付免許試験の合格に必要な勉強時間と難易度
勉強時間は2~3日は確保できると安心
原付免許の試験はそれほど難しくはありません。試験の合格に必要な勉強時間は、2~3日ぐらいでしょう。
試験のために学校に通う必要はなく、参考書一冊に目を通すだけで十分な難易度です。
学校や仕事などで忙しくて勉強時間が取れないという人も多いです。たとえ試験勉強の時間が少なくても、試験には常識的な内容の問題が多く出てくるので合格は可能です。
一夜漬けでも十分に受かるレベルですが、時間を見つけて反復勉強をしておけば記憶に残っているのでより試験に受かりやすくなります。
簡単とはいえ、引っかけ問題などもありますので油断せずに勉強しましょう。
合格率は50~60%、引っ掛け問題には気を付けよう
原付免許の合格率は50~60%だと言われています。2人に1人が落ちてしまう計算になりますが、これは合格点が高いからであって問題自体が難しいわけではありません。
原付免許試験は2択問題で、マークシート形式で出題されます。問題数は全部で48問です。合計で45点以上取ることができれば、学科試験はパスできます。
試験時間は30分なので、1問ごとにそれほど時間をかけられないでしょう。
試験の出題範囲もそれほど広くなく、基本的な交通法規や常識に関わることが問われるだけです。ただ引っ掛け問題のような問題が出てくることがあるので、注意深く解いていく必要があります。
原付免許取得までの流れ
原付免許は16歳になれば誰でも取ることができる免許です。試験は筆記のみなので、スムーズにいけば1日で取得することができます。ここでは原付免許を取得するまでの流れを、解説していきます。
受験申込をする
試験は運転免許試験場で行われます。住民票の都道府県と同じ場所の試験場でないと受けられないので注意しましょう。
事前に郵送などでの申し込みは必要ありません。下記の準備しておくものを用意し会場へと向かってください。申し込みをした日にすぐ試験となります。
申し込みの受付時間などは試験場によって異なりますので事前に調べておきましょう。
事前に準備しておかなくてはならないものは、
- 申請用写真1枚
- 住民票の写し(6ヶ月以内のもの)
- 他の運転免許証
- 身分を証明できるもの
- 手数料(約8000円)
- 筆記用具(鉛筆など)
- 視力矯正具
などです。
都道府県ごとに違いがありますが、時間までに受付で試験の手続きを行わなければなりません。受付時間を過ぎたら試験を受けられないので注意してください。
当日には技能講習も受けなければならないので、運転しやすい格好をする必要があります。サンダルやハイヒールなどは履かずスニーカーなど動きやすい靴で、長ズボンを着ておくといいでしょう。
適性試験を受ける
原付免許の適性試験として、視力・聴力・運動能力の検査に受かる必要があります。
視力は両目で0.5以上、片目が見えない場合は他眼の視力が0.5以上で視野が左右150度以上ある必要があります。検査は矯正視力であっても問題ありません。他に色彩識別能力も検査されます。
聴力は日常会話が聞き取れること・10メートルの距離で90デジベルの音が聞こえることが必要になります。補聴器の使用も可能です。
運動検査としては、運転に必要な認知能力・身体障害がないこと・補助手段を講じるのに支障がないことが求められます。
学科試験を受ける
学科試験の試験時間は30分です。試験時間内にマークシート形式の問題を48問解き、合計で45点以上取ることが求められます。
文章問題は1問につき1点で、イラスト問題が1問につき2点です。問題はパターン化されているので、しっかり準備すれば解答することができます。
講習を受ける
学科試験に合格した場合は、当日に原付技能講習を受けることになります。不合格だった場合はその旨説明を受け、試験は終了です。
技能講習は2〜3時間で終わります。免許証用の写真を取り、免許証が交付されます。
原付を購入するか迷っているならレンタルバイクがおすすめ
原付免許は比較的簡単に取得できる免許です。しかし手軽に取得できる分、
「原付を購入してもひとりで乗れるか不安」
「原付を購入してもちゃんと乗り続けるかわからない」
という人もいるのではないでしょうか。
お試しで買ってみるには原付は中古でも数万円以上、新車なら20万円程度するため、高い買い物といえます。
そんな原付購入を迷われている方におすすめなのがレンタルバイクです。
レンタルバイクであれば、購入する前に、日常生活の中に手軽に原付バイクを取り入れることができます。実際に日常生活で原付に乗ってみて購入するか決めてみてもよいでしょう。
特に通勤や通学で使いたい場合には、実際に乗って所要時間や走り心地を確かめておくことは重要です。
マンスリーバイクであれば1ヶ月12,000円~、原付バイクをレンタルすることが可能です。
関東圏にお住まいの方で、原付バイクの購入を迷われている人はぜひご検討ください。
原付免許は少ない勉強時間でも取得可能!買うのが不安な場合はレンタルバイクを
原付免許は少ない予算と労力で簡単に取ることのできる免許です。とりあえず取っておいたが、そのままにしているという人も多いでしょう。
原付自体も比較的高価なので、購入するためのハードルは高いです。免許は持っているが原付を購入するのが不安な場合は、レンタルバイクを試してみるといいでしょう。レンタルバイクなら少ない予算で原付に乗ることができます。