バイク用の空気入れはガソリンスタンドで借りられる!注意点や空気圧の大切さも解説

バイク用の空気入れはガソリンスタンドで借りられる!注意点や空気圧の大切さも解説

バイクがあっても、空気入れを持っていない人は意外に多いようです。また、レンタルバイクに乗っているときに空気圧に問題が出るケースもあるかもしれません。

バイク用の空気入れは、バイク屋のほかにガソリンスタンドにも置いてあり、借りることができます。

本記事では、ガソリンスタンドでの空気入れの借り方や、空気入れを使う際の注意点、適正な空気圧を保つ大切さについて取り上げます。

ガソリンスタンドでは無料でバイクの空気入れを借りられることが多い

ガソリンスタンドでは無料でバイクの空気入れを借りられることが多

結論から言うと、多くのガソリンスタンドでは空気入れを所持しているので、バイクに空気を入れることは可能です。空気入れを使用する際の料金ですが、無料で貸し出していることがほとんどで、有料であってもタイヤ2本で200円から300円程度となるようです。

空気入れを借りること自体が無料の場合は、自分自身で操作するケースが多くなります。特にセルフのガソリンスタンドでは、空気入れの置き場所だけ告げられ、後は自分でご自由にどうぞ、というパターンが多く、有人のスタンドではスタッフがやってくれることもあります。

ガソリンスタンドにある空気入れは、自宅にある自転車用の空気入れに近いものとは違い、ほとんどはエアコンプレッサータイプです。エアコンプレッサータイプの空気入れは高圧で空気を入れられるので、短時間でバイクに空気を充てんできるのがメリットといえます。

ガソリンスタンドで空気を入れる際の注意点

空気入れに限らず、自分の使い慣れている道具以外のものを使用する場合は、うまくいかなかったり手間取ることがあります。こちらでは、ガソリンスタンドにある空気入れを使う際の注意点を取り上げます。

適性空気圧がある

適性空気圧がある

車と同様、バイクのタイヤには適正空気圧があります。

車種ごとに適正空気圧は異なるため、自分が乗っているバイクの空気圧を事前に理解しておくと、快適な走りにつながりますし、適正空気圧の情報がないことでスタンド側から空気圧調整を断られることもなくなるに違いありません。適性空気圧は、バイクの取り扱い説明書やスイングアームなどに貼られているラベルで確認できます。

バイクに空気を入れる際は、空気入れを抜く際に空気が少量抜けてしまうことを考慮し、適正空気圧よりも若干多めに入れるのがコツです。

車用の空気入れの場合は少し使いづらい

ガソリンスタンドによっては、バイク用のものはおいておらず、車用の空気入れのみが用意されていることがあります。

バイクのバルブの形がストレートなど、車用の空気入れでは対応できない車種もありますが、多くのバイクは車用であっても空気を入れられるようになっています。

ただし、バイク専用ではないので、場合によっては使いづらいこともあるため注意が必要です。

タイヤが熱を持つ前に空気は入れる

ガソリンスタンドでバイクに空気を入れる際には、タイミングも重要です。

タイヤは走行中に地面との摩擦などにより熱を持ちます。熱を帯びることでタイヤのグリップ力を高める効果を期待できますが、タイヤ内の空気が熱くなり膨張すると、空気圧に影響が出てしまいます。走り出してすぐにガソリンスタンドに行き、空気を入れることで、適正な空気圧を保ちやすくなります。

いったんタイヤが熱を持つと、さめるのに30分ないし1時間程度要してしまいます。空気を入れるのは走り出す前か、走り出した直後と覚えておくとよいかもしれません。

タイヤは走っているときだけでなく、直射日光に当たっても熱を帯びることがあります。空気を入れる前は、日光が当たらない場所に置くことも心がけましょう。

空気圧は適切に保たないとトラブルの原因に!

前述でも少し取り上げましたが、バイクは車種により適正空気圧が定められており、それを守ることで安全に走行できます。空気圧を適正に保たないと走りにどう影響するのでしょうか。

どんなトラブルに見舞われるか説明していきます。

空気圧不足の場合

タイヤの空気圧を下げると、路面の凹凸を吸収してソフトな走りになるとともに、グリップ力が上がります。

そのため、峠道などを走る場合は、空気圧を少し低めにした方が運転しやすいといわれます。ですが、空気圧が不足するとハンドルが重くなったり、燃費が悪くなります。

地面との摩擦が大きくなるのでタイヤの摩耗が早くなり、パンクしやすくなる点に注意が必要です。

空気圧過多の場合

空気圧が上がると、タイヤのたわみが小さくなり、路面状況をシャープにとらえた走りになります。接地面が小さくなり、抵抗が減ることで燃費は向上しますが、乗り心地としては硬い印象です。

でこぼこ道では跳ねるようなフィーリングとなり、グリップ力は低下します。あまりにも凹凸が激しい道だと、空気圧過多のタイヤでは転倒の危険が増します。

空気圧は、乗り心地や燃費にも影響し、路面状況によっては危険を伴う場合があります。基本的に指定された空気圧に合わせるのが無難といえます。また、タイヤの空気は自然に漏れていくので、定期的にチェックし、適正な空気圧を保つ努力が必要です。

バイクに乗る方はガソリンスタンドの空気入れを上手に使おう

バイクに乗る方はガソリンスタンドの空気入れを上手に使おう

多くのガソリンスタンドには空気入れが置いてあり、一部の例外を除き、バイクにも使うことができます。

安全な走行やトラブル回避には、バイクの空気圧を適正に保つのが大切です。利用するバイクの空気圧の適正値を知り、事故防止のため、月一回程度メンテナンスするようにしましょう。

ガソリンスタンドに空気入れがあることや、入れ方のコツを知っているとレンタルバイクを借りたときにも安心して乗れるに違いありません。

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