原付のエンジンがかからない!修理方法と費用相場を解説

原付のエンジンがかからない!修理方法と費用相場を解説

原付に乗ろうとして、エンジンがかからなくなって困ったことはありませんか?

原付のエンジンがかかりにくい場合はさまざまな原因が考えられ、自分で対処できる場合もあれば、修理が必要になることもあります。

この記事では、原付のエンジンがかからなくなる原因や修理費の目安について解説します。エンジンがかかりにくい場合に自分でチェックできるポイントについても解説しているので、ぜひ最後までお読みください。

原付のエンジンがかからなくなる理由

原付のエンジンがかからなくなる理由

原付のエンジンがかからなくなる以下の原因について、1つずつ解説します。

  • セルモーターの故障
  • バッテリーの寿命
  • ガソリンの劣化

セルモーターの故障

1つ目は、セルモーターの故障です。

セルモーターが故障、もしくは寿命がきている場合はエンジンがかからないことがあります。また、セルモーターについているキルスイッチがオフになっているとセルモーターが回らず、エンジンもかからなくなります。

バッテリーの寿命

2つ目は、バッテリーの寿命です。

バッテリーを長期間使用していて、寿命がきている、もしくは弱っている場合エンジンがかからなくなることがあります。バッテリー交換の目安は、2〜3年程度です。

ガソリンの劣化

3つ目は、ガソリンの劣化です。

原付に長期間乗っていないと、ガソリンの劣化によってキャブレターがつまったり、タンク内に錆ができたりしてエンジンがかからなくなることがあります。また、ガソリンだけでなくエンジンオイルの劣化が原因の場合もあります。

エンジンオイルの交換は、走行距離3,000キロ、もしくは6ヶ月程度が目安です。

原付のエンジンがかからなくなった際の修理費

原付のエンジンがかからなくなった際の修理費

原付のエンジンがかからなくなった場合の修理費は、修理内容や交換部品によって異なります。以下のケースにおける修理費の目安を、以下より解説します。

  • セルモーターを交換する場合
  • バッテリーを交換する場合
  • コックやタンク、キャブレターを清掃・交換する場合

セルモーターを交換する場合

セルモーターを交換する場合、どのようなセルモーターにするかによって金額が異なります。また、カーディーラーで修理するか整備工場で修理するかによっても異なりますが、新しいセルモーターと工賃をふくめて3万円〜5万円程度が目安です。

自分で交換すれば工賃を抑えられますが、慣れていない場合は難しい作業なのでプロに任せるのがおすすめです。

バッテリーを交換する場合

バッテリーを交換する場合、新しいバッテリー代と工賃合わせて1万〜1万5千円程度が目安です。バッテリー自体は数千円ほどなので、費用を抑えたければ自分で交換する方法がありますが、自信がないのであればプロにやってもらうのがおすすめです。

また、寿命ではなく単に充電不足な場合は、バッテリーを外して充電します。

コックやタンク、キャブレターを清掃・交換する場合

ガソリンの劣化でコックやタンク、キャブレターに異常が生じている場合、清掃や交換が必要になります。修理費の目安は、以下の通りです。

  • タンクの錆び取り:1万〜3万程度
  • コックの交換:1万〜2万程度
  • キャブレターのオーバーホール:7千円前後〜
    キャブレターのオーバーホール修理費は、気筒の数が多いほど高くなります。

原付のエンジンがかからなくなった際のチェックポイント

原付のエンジンがかからなくなった際のチェックポイント

原付のエンジンがかからなくなった場合は、以下のポイントをチェックしてみましょう。

  • キルスイッチをオンにする
  • キックスターターを試す

上記のチェックポイントと、気温の低下が原因でエンジンがかかりにくくなっている場合の対処法について、以下より解説します。

キルスイッチをオンにする

キルスイッチを確認して、オフになっていないかをチェックします。右ハンドルのグリップ部分に赤いスイッチがあるので、「ON」か「時計回りの矢印マーク」にするとキルスイッチがオンになります。

キックスターターを試す

キックスターターを試してみて、キックでエンジンがかかるかどうかをチェックします。キックスターターのやり方は、以下の通りです。

  • 平らな場所でセンタースタンドを立てる
  • メインスイッチを入れる
  • キックレバーを出し、足を乗せて力強くふむ

気温の低下が原因でエンジンがかかりにくい場合

冬に気温の低下が原因で、エンジンがかかりにくくなることもあります。冬に原付のエンジンがかからない場合は、以下のポイントをチェックしてみましょう。

  • バッテリーがあがっていないか確認する
  • チョークを引いてエンジンを始動する
  • 安全装置やセル、プラグを確認する

冬に原付のエンジンがかからなくなった場合の対処法について、以下の記事で詳細に解説していますのであわせてご覧ください。

まとめ

原付のエンジンがかかりにくい原因には、セルモーターの故障やバッテリーの寿命、ガソリンの劣化などが考えられます。

原付のエンジンがかかりにくい場合は、キルスイッチやバッテリーを確認したり、キックスターターを試したりしてみましょう。エンジンがどうしてもかからなかったり、故障していて部品の交換が必要な場合は、カーディーラーや整備工場などでプロに修理を依頼するのがおすすめです。

マンスリーバイクでは、原付や電動バイクのレンタルを行っています。コラムページでは、バイクが故障した際の対処法や安全運転の方法など、役立つコラムを定期更新していますのでぜひご覧ください。

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