冬にバイクに乗る際は、気温だけでなく標高やバイクのスピードによっても寒さの感じ方が異なります。
「冬にツーリングに行きたいけれど、どれくらい寒いのか心配」
「冬にバイクに乗る時はどのような防寒対策をすればいい?」
このようなお悩みを持つ方に向けて、この記事では、冬にバイクに乗る際の防寒対策について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
Contents
冬にバイクに乗るとどれくらい寒い?
冬にバイクに乗る際は、バイクのスピードや走る場所、標高などによって実際の気温よりも寒く感じる場合があります。
冬にバイクに乗る際に感じる寒さについて解説します。
冬のバイクの体感温度
冬のバイクの体感温度は、主に以下の3つの要素によって異なります。
- 時速
バイクの速度が速ければ速いほど、風が強くなるので体感温度が下がります。時速が10km早くなるごとに1度〜3度ほど体感温度は下がるとされています。高速道路など、スピードを出す場所ではかなり寒く感じるでしょう。 - 湿度
湿度が高い日よりも低い日の方が体感温度が下がる傾向にあります。晴れている冬の日などは実際の気温よりも寒く感じるでしょう。 - 標高
一般的に、標高が100m高くなるごとに0.6度ほど体感温度が下がると言われています。標高1000mの場合は、体感温度は実際の気温より6度ほども下がることが予想されます。
首や手、足首から冷気が入り込んでくる
バイクに乗っていると風を浴びて寒さを感じますが、特に首や手首、足首に隙間があると冷気が入り込んできて体が冷えてしまいます。また、グローブが薄かったりして気温の影響を受けやすい状態だと、手から冷えて全身が冷えやすくなります。
手や足が冷えると感覚が鈍くなったり動かしにくくなったりして、運転にも影響が出る可能性があるため注意が必要です。
冬にバイクに乗るための寒さ対策5選
冬にバイクに乗る際に行っておきたい、以下の寒さ対策について解説します。
- 重ね着をする
- 首、手首、足首を守る
- 保温性の高いインナーを着用する
- 冬用のアウターを着用する
- カイロを貼る
重ね着をする
バイクの防寒対策の定番はウェアの重ね着です。インナーのうえにシャツやニット、薄いダウンなどを着た上にアウターを着るなどして工夫するようにしましょう。ただし、重ね着をしすぎて動きにくくなると運転に影響が出るため、動きやすさも重視するようにしましょう。
首、手首、足首を守る
首や手首、足首から冷気が入り込んでくるため、この三か所を守るのが防寒対策の基本です。
首にはネックウォーマー、手首は長めのグローブ、足首はブーツや靴下、アンクルカバーなどで保護するようにしましょう。
保温性の高いインナーを着用する
冬にバイクに乗る際は、インナーを工夫することが重要です。保温性の高いインナーをおすすめします。
また、冬でも汗をかくことがあるので、汗をかいた後冷えないように吸湿発熱性のあるインナーがおすすめです。
冬用のアウターを着用する
アウターは、暖かさだけでなく、風を防げるかどうかが重要です。防風性のある冬用アウターを着用するようにしましょう。
上半身だけでなく、ボトムスの上から履けるオーバーパンツで下半身の防寒対策をするのもおすすめです。
カイロを貼る
カイロを貼って暖を取るのもおすすめです。ただし低温やけどをふせぐため、皮膚に直接触れたり、皮膚との距離が近過ぎたりしないように貼るのがポイントです。
貼りすぎると暑くなって汗をかいてしまうので、貼る枚数は多くなりすぎないように注意しましょう。
冬にバイクに乗る際の注意点
冬は、路面が凍っていたり雪で走りにくくなったりする場合があります。また、雪による視界不良や、寒さによる運転ミスが事故につながる可能性があります。雪道走行対策や寒さ対策をしっかり行い、安全運転を心がけましょう。
雪道を走る場合は、スタッドレスタイヤやタイヤチェーン、スパイクタイヤをつけるといった対策があります。また、カーブを曲がる際はスリップしやすいので、カーブ手前で減速して注意して曲がるようにしましょう。
まとめ
冬のツーリングでは、気温以外に、走るスピードや場所、標高、湿度などで体感温度が異なります。ウェアやカイロでしっかりと防寒対策をしましょう。また、首、手首、足首から冷気が入り込みやすいので、この三箇所を守るよう対策することが重要です。
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