グループでツーリングに出かける際、コミュニケーションが取りづらくて不便だと感じたことはありませんか?
「スマホだと充電の減りが気になる」「たびたび停止してスマホを取り出すのも不便」と感じている方には、ツーリング中も通話ができる無線機がおすすめです。
この記事では、ツーリング中に無線機を使用するメリットや無線機使用の手順、使用時の注意点について解説します。
Contents
ツーリングで無線機を使用するメリット3選
無線機を使用することで、ツーリング中のコミュニケーションが取りやすくなります。
ツーリングで無線機を使用するメリットを、以下の3つ紹介します。
- 走行中でもコミュニケーションがとれる
- 音楽やラジオも聴ける
- 防水機能がついている無線なら雨の日でも安心
走行中でもコミュニケーションがとれる
ツーリング中に無線機を使うメリットは、バイクを停止させることなく走行中でもコミュニケーションが取れることです。
ルートの伝達やさまざまな連絡、情報共有に活用でき、グループの誰かが体調を崩したり道が悪くなっている箇所があったりした時など、緊急時の連絡にも役立ちます。また、ツーリング中の会話も楽しむこともできます。
音楽やラジオも聴ける
無線機の種類によっては、音楽やラジオを聴くことも可能です。長い道を走行していて退屈だと感じる場合や、気象情報や交通情報をラジオで確認しながら走行したい場合に役立ちます。
ただし、音楽やラジオに気を取られて事故を起こすことのないよう、走行中は十分に注意しましょう。
防水機能がついている無線なら雨の日でも安心
「ツーリング中に無線機で連絡を取りたいが、急な雨が心配」という場合は、防水機能がついている無線機を使用するのがおすすめです。
防水機能がついている無線機なら、天気が変わりやすい季節や急な雨にも対応できるので安心です。
また、製品によっては防水だけでなく防塵機能がついている無線機もあります。
圏外でも使用可能
山やトンネルの中など、スマホの電波が入らず圏外になってしまう場合があります。そんな時に仲間とはぐれてしまい、連絡がつかなくなると不安ですよね。
無線機なら圏外でも使用可能なため、電波が不安定になりやすい場所でも通信できるので安心です。
無線機の使用手順をご紹介
無線機を使用する際は、説明書を見ながら正しく装着し、きちんと動作するか確認することが重要です。
無線機を使用する際の手順を解説します。
無線機本体をヘルメットの外側に固定
まず、無線機本体をヘルメットの外側に固定します。付属の部品を用いて装着し、ずれたり外れたりしないか確認しましょう。
スピーカーをヘルメットの内側に固定
次に、スピーカーをヘルメットの内側に固定します。聞き取りやすいよう、耳が当たる場所の近くに装着するのがおすすめです。
マイクを取り付ける
スピーカーの後は、マイクをヘルメットに取り付けます。ヘルメットの形状や無線機の種類によって配線や取り付け方を工夫する必要があるため、説明書を確認しながら正しく装着するようにしましょう。
通話したいインカムの本体機器同士でペアリングを行う
装着が完了したら、通話したいインカムの本体機器同士でペアリングを行います。基本的にBluetoothで接続するため、異なる機種同士でもペアリング可能ですが、念のためペアリングが成功するか事前に確認しておくのがおすすめです。
走行前に動作確認
装着とペアリングが成功しても、走行中にうまく動作しないと不便ですよね。走行前に必ず動作確認をしておくことをおすすめします。
無線機使用時の注意点
ツーリングで無線機を使用する際に注意したい、以下のポイントについて解説します。
- 使用前に充電しておく
- 通信距離を確認する
- 使用人数を確認しておく
使用前に充電しておく
無線機は、使用前に必ず充電しておきましょう。
走行中に充電が切れてしまうと、連絡が取れなくなり不便です。走行前に充電しておくか、十分に充電が残っているか必ず確認するようにしましょう。
通信距離を確認する
無線機同士が通信できる距離を確認しておくことも重要です。製品によっては、距離が離れすぎていると通信できなくなる場合があります。
使用前、または購入前に製品のスペックを確認し、通信距離を把握しておくことをおすすめします。
使用人数を確認しておく
無線機を使用する人数を確認しておくのもポイントです。無線機は、製品によって同時に接続できる人数が異なります。グループの人数に合った無線機を選ぶのがポイントです。
まとめ
無線機は、バイクの走行中でも仲間と連絡を取ったり音楽やラジオを聴いたりすることができるので、ツーリングに便利です。
無線機を使用する際は、通信距離や同時接続人数を確認しておくのがポイントです。無線機を装着する際は、説明書にしたがって正しく装着し、ずれたり外れたりすることのないようにしましょう。また、事前に動作確認をし、正しく使用できるかチェックするのも重要です。
無線機は便利ではありますが、通話に気を取られて事故を起こすことのないよう、くれぐれも安全運転を心がけましょう。